2017年04月16日

津嘉山酒造所

小鳥のさえずりが軽やかに耳に響くころとなりました。

広報部 池原です。

酒造所めぐりがもともと好きなこともあって、名護の道の駅やホテルで情報収集しながら今回は、名護市にある泡盛製造の津嘉山酒造所に行ってきました。
沖縄で唯一、戦前の姿を残す泡盛工場。

「津嘉山酒造所施設」は、住宅と酒造所が一体となった独特の構成が貴重であるとされ、平成21年6月30日に国の重要文化財の指定を受けました。老朽化が進んでいたため、現在修復工事を行っており、平成29年度に完成します。

お伺いしたとき、見学不可能かと思われましたが、津嘉山酒造所の方が
「一旦修復が始まれば建物の骨格など永久に見られない」という貴重な時期に
訪れたのはラッキーだったよ、よかったね。と快く説明をしていただきました。
津嘉山酒造所

津嘉山酒造所

ここで津嘉山酒造所の歴史を簡単にご紹介します
(津嘉山酒造所HPサイトから一部抜粋) 
津嘉山酒造所は大正13年頃沖縄県本島北部に位置する名水の地国頭郡名護町(当時)で創業しました。
津嘉山酒造所

現在の醸造所は昭和2年から4年にかけて建設され、現存する赤瓦葺き屋根を有する木造建築物としては最大級のものです。
太平洋戦争で名護町内の建物のほとんどは破壊されましたが、施設は戦後米軍のパン工場として摂取され当時の面影が建物内に残っています。この写真は国の重要文化財の指定をうけた後に、アメリカ軍より提供された写真だそうです。
津嘉山酒造所

平成18年3月23日に文化庁の有形登録文化財に指定されました。
平成21年6月30日に国の重要文化財の指定を受けました。
およそ3億7千万円、延べ7年越しの修復工事中で母屋の解体が完了し一旦小休止、これより昭和3年の姿へ変貌を遂げ平成29年度に完成します。


NHKの取材後、テレビで特集が組まれたり、海外からの問い合わせも多く、年間18,000人の方が津嘉山酒造所に見学に訪れているそうです。みなさんも機会があれば、見学に行かれることをお勧めします。見ごたえたっぷりです。

あと、戦前のラベル。メタノール0 という表示がびっくりです。
津嘉山酒造所














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Posted by 管理人@IC沖縄 at 16:10│Comments(0)行って来ました
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