2016年11月25日

魅力の秘密は...

ごきげんいかがですか。
準会員の亀谷です。

ほんの数日前まではあんなに暑かったのに、急に肌寒くなりましたね。
極端に寒がりな私はすでに暖かな日差しが恋しくてなりません。

私の住むアパートは南西から北東に伸びた造りで、
それぞれに窓が多く設けられています。

北東の部屋は朝日の直射日光が入って来ますので、
季節によっては朝日で肌がジリジリ焼けて痛い程です。

南西の部屋は西日が差し込みますので、
座る位置を日差しを避けて移動する事になります。

しかしこの物件、窓の方角によって植物との距離感が異なっていて、
それが実に具合が良いのです。


南西の窓はベランダを挟んでブーゲンビリアが生い茂っていて、
部屋に木漏れ日をもたらしてくれます。
(曇り空の午前中で木漏れ日がうまく撮影出来ないのが残念です...)

魅力の秘密は...

一方、北東の窓の外は川が流れていて、
その対岸の岸壁には緑が生い茂っています。

魅力の秘密は...


南からの日光に照らされた北側の緑を暗い北側の部屋を通して眺めると、
その強いコントラストで一層、緑が際立って見えます。
あの緑の魅力を引き出すのに、川が絶好の間合いを生み出している事が解ります。


以前、ホテル日航那覇グランドキャッスル(現在のダブルツリー by ヒルトン那覇首里城)20階のバーで案内されたのは、
最も窓に近いカウンターでは無く、窓から最も離れた席でした。
しかし、私にとってその席は大きな気付きを得る席でした。

首里の高台のさらに高層階から望む眺望が大きな魅力の一つのバーですが、
インテリアがまるで額縁のような効果をもたらしていました。
きっと、あの夜景の価値はインテリアを通して眺めるからこその生まれる価値なんでしょうね。


また最近、浦添市保健相談センターのセミナーを受けに行きましたが、
プロジェクターを使っていた為に室内は暗く、
外に面した扉の小窓から差し込む光と、遠くの緑が映えていました。
会場の暗さに目が慣れると、その扉は黒く塗装がされている事に気が付きます。
暗い室内と黒い塗装が相まって、外光と緑を一層際立たせていたのですね。

適切な距離感とコントラスト。

何気ない日常に気づきがあると、
なんだかちょっと嬉しくなります。



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Posted by 管理人@IC沖縄 at 23:24│Comments(0)日々の気づき
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