2013年08月31日
角萬漆器さんの工房見学会に参加しました。
ご機嫌いかがですか。
準会員の亀谷です。
去った8月24日にメイド・イン・沖縄・プロジェクトさんの主催による角萬漆器さんの工房見学会に参加しました。
工房の公開は今回が初めてだそうです。

沖縄の漆器と県外の漆器、違いは何なんだろう思っていたら、早速説明を頂きました。
沖縄の漆器は「朱色の鮮やかさ」が特徴なんだそうです。
沖縄の強い紫外線を浴びて漆の透明度が増す為に、地の顔料が鮮やかに写るのだそうです。
あと、装飾に使われる堆錦(ついきん)は沖縄特有の技法だそうです。

顔料を混ぜた漆を文様に切り抜いて漆器の表面に貼付ける技法ですが、他府県では切り抜いた漆が乾かないそうです。
漆が乾くには湿度が必要らしく、沖縄の高い湿度で堆錦は乾燥するのだそうです。
沖縄の気候風土があって初めて出来るのですね。
今回、漆器の解説と工房の案内をして下さった方によると、琉球王朝時代から伝わる銘菓、橘餅(きっぱん)と漆器の取り合わせが特に印象に残っているそうです。
そこで茶人の木村宗慎氏が連載してましたブログ「一日一菓」で琉球漆器と橘餅の取り合わせが掲載されていたのを思い出しました。
ブログ「一日一菓」
このブログ↑を見てみると納得です。
店舗を見回しますと棗など茶道に使う道具も並んでました。
これまで沖縄の漆器は、晴れの席やおもてなしの席で多く使われていたのでしょうか。
実は漆の道具を何一つ持っていなかったのですが、漆器の魅力は使ってみないと解らないだろうと思って今回、和菓子切りを購入してみました。
使って初めて気付く魅力に出会えるのを楽しみにしています。
準会員の亀谷です。
去った8月24日にメイド・イン・沖縄・プロジェクトさんの主催による角萬漆器さんの工房見学会に参加しました。
工房の公開は今回が初めてだそうです。

沖縄の漆器と県外の漆器、違いは何なんだろう思っていたら、早速説明を頂きました。
沖縄の漆器は「朱色の鮮やかさ」が特徴なんだそうです。
沖縄の強い紫外線を浴びて漆の透明度が増す為に、地の顔料が鮮やかに写るのだそうです。
あと、装飾に使われる堆錦(ついきん)は沖縄特有の技法だそうです。

顔料を混ぜた漆を文様に切り抜いて漆器の表面に貼付ける技法ですが、他府県では切り抜いた漆が乾かないそうです。
漆が乾くには湿度が必要らしく、沖縄の高い湿度で堆錦は乾燥するのだそうです。
沖縄の気候風土があって初めて出来るのですね。
今回、漆器の解説と工房の案内をして下さった方によると、琉球王朝時代から伝わる銘菓、橘餅(きっぱん)と漆器の取り合わせが特に印象に残っているそうです。
そこで茶人の木村宗慎氏が連載してましたブログ「一日一菓」で琉球漆器と橘餅の取り合わせが掲載されていたのを思い出しました。
ブログ「一日一菓」
このブログ↑を見てみると納得です。
店舗を見回しますと棗など茶道に使う道具も並んでました。
これまで沖縄の漆器は、晴れの席やおもてなしの席で多く使われていたのでしょうか。
実は漆の道具を何一つ持っていなかったのですが、漆器の魅力は使ってみないと解らないだろうと思って今回、和菓子切りを購入してみました。
使って初めて気付く魅力に出会えるのを楽しみにしています。
Posted by 管理人@IC沖縄 at 23:41│Comments(0)
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