2022年11月07日

インテリアのカラーリング

はじめまして。
私は、株式会社福地組の設計部デザイン室に所属しています、又吉桃奈と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、㈱福地組は、先月社員研修を兼ねて兵庫県神戸市にある北野異人館
を訪問してきました。歴史を感じる洋館が立ち並び、趣ある街並みの中で
私が個人的にびっくりした1棟をご紹介をいたします。

私が印象的だった建物は、3館並び立つ異人館の一軒で、
「洋館長屋」の真ん中のお屋敷です。
明治時代に、在留外国人向けのアパートとして建てられた2階建ての洋館でした。
2021年にリニューアルをしたらしく、とってもカラフルな空間で
部屋ごとに個性的なので、どの部屋も印象的で衝撃的な色遣いでした。

↓アパートには見えないおしゃれな外観
インテリアのカラーリング


↓エレガントな内装にアール・ヌーボーの工芸品がズラリ
インテリアのカラーリング

フローリングカラーはシックで落ち着いた色合い。そこに合わせて家具も落ち着いた色合いで統一、明るくかわいらしいラベンダー色の壁色に、モールディングが一際エレガントさを強調してくれます。

↓シンメトリーの心地よさ
インテリアのカラーリング

インテリアのカラーリング
お隣の黄色い壁のお部屋は6畳程度の広さで、
インテリアはシンメトリーに飾られ、なんともバランスのいい空間

↓アーティスティックな空間過ぎて
インテリアのカラーリング

インテリアのカラーリング
2階はもっと個性的な空間が広がります。
3室全てがコンセプトの違う空間になっていて
カラーリングも、各部屋ごとにコンセプトカラーが変わり、
ピンクやエメラルドグリーンやホワイトなど印象的なカラーリングで、
フォトジェニックな空間でした。

全体的にカラーリングはド派手で、インパクト抜群な内装空間でしたが、
1階の2室に関しては梁型にも壁同色のカラーにして、
あえて構造体として見えてくる梁型をモールディングなどで装飾し印象的にしていたり
2部屋共通して、腰下は木板を白に塗装して統一し、繋がりを作っていたりと、
大胆な中にも繊細さが際立った空間に終始感動していました。

一般住宅を手掛ける身としては、ここまで振り切ったカラーリングは避けてきましたが
少し色身を抑えて、遊び心のあるカラー提案も今後取り入れていくのもいいなと、
ワクワク刺激的で素敵な体験でした。
長くなりましたが、最後まで見ていただきありがとうございました。

株式会社 福地組 ←ホームページ



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