2022年10月10日

「手しごと市」に行ってきました

こんにちは。OIC協会 正会員の「アトリエ・RAI」赤嶺です。

9月はいくつかの台風が横切る中 
今年も残り3か月あっという間の10月(神無月)がやってきました。
朝晩は 日々の経過と共に秋の気配を感じる季節となりました。


先日、タイムスビルにて実施の
沖縄民藝協会主催の
「手しごと市」というイベントを見てきました。


3階にはパネル展示もあり
「民藝」について書いてありました。
「民衆の暮らしから生まれた生活道具に美しさを見出すこと。」
それらを民藝品と呼んだ思想家は 柳 宗悦であり 
昭和初期に提唱された美を追求する価値観の事。
柳宗悦の理論をもとに 民藝協会同人として 彼らが沖縄の工芸技術の向上を図ったそう。
柳宗悦は 沖縄は宝の宝庫 と言われ 4回も来沖していたそうです。
彼らが こんなにも沖縄の工芸、文化に関わりがあったことに驚きました。


入口の様子↓
「手しごと市」に行ってきました

1階は、陶芸各窯の展示↓
「手しごと市」に行ってきました


3階は、織物、木工などの展示でした。↓
「手しごと市」に行ってきました

紅型工房の展示↓
「手しごと市」に行ってきました


木工工房の展示、かんざし、万年筆など、↓
「手しごと市」に行ってきました


木工工房の展示、木でできたわっぱ型の弁当箱、
カトラリーケースなど 温かみのあるキッチン雑貨など。
「手しごと市」に行ってきました


出店工房は、陶芸、織物、染色、漆器、ガラス、木工など
沖縄には、いろんな民藝が それも質の高い 手作りのものがあふれているように思いました。


伝統的な工芸、文化芸術は暮らしの中で質の高い美を持った特有のもので
又 それを暮らしにしっかりと取り入れる 民藝としての用と美のデザインバランスのよさが
沖縄の民藝には既にあるように思いました。


手づくりのもの、民藝は単なる道具ではなく 作り手の思いを感じるものだからこそ
大切につかう。=長くつかっていけるもの。に繋がるのかと思いました。
改めて、ものを大事に使うということの大切さを実感させてくれた展示会でした。



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Posted by 管理人@IC沖縄 at 10:00│Comments(1)行って来ました
この記事へのコメント
柳宗悦 大ファンです!このようなイベントがあったとは知りませんでした。
”沖縄は宝の宝庫” 住んでいると当たり前すぎてなかなか気づかないのですが。。。素敵なものにあふれているんですね。
素敵なブログ記事ありがとうございました。 
Posted by 管理人@IC沖縄管理人@IC沖縄 at 2022年10月15日 19:08
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