沖縄県インテリアコーディネーター協会

こんにちは。
賛助会員・タイムス住宅新聞社の比嘉と申します。
OICブログ、初登板です。
普段は、「週刊タイムス住宅新聞」で編集記者をしています。
よろしくお願いいたします。

みなさん、部屋の模様替えってどのくらいの頻度でされますか？
大掛かりに家具の配置を変えるのか、
ちょっとした小物の移動や取り替えといったマイナーチェンジかによってもペースは異なりますよね。

私の場合、そのときどきの気分転換という要素が一番ですが、空間の使いやすさも考えながら１カ月に１回くらいは何かしら配置をいじっている感じです。
モノを移動するので、普段、手が行き届かない場所の掃除にもちょうどいい♪
あっ、だからと言って、家がいつもキレイに整っているというわけではありませんので、あしからず。

家具の位置を変えるときに私が実践しているのが、「配置図」づくり。
部屋の幅と奥行き、造り付けのクロゼットや窓の位置を記したベース図面に、ベッドやサイドテーブル、鏡台、棚など、すべての家具の配置を書き込んで作成します。

配置図をつくることで、頭の中で思い描いたイメージが具体化できます。
家具を動かす順番や動線などが整理できるのもメリットです。
大きなモノ、重いモノを移動する労力も減らせると思います。

以前は、ペンで描いたベース図面に、鉛筆で家具の配置を書いては、消しを繰り返すという超アナログな方法で配置図を作っていました。
…が、昨年、取材で出会った方が実践していた方法に目からウロコ！
厚紙で仕立てた家具のパーツを、ベース図面の上に並べ替えて配置していたのです。
この方法ならもっと手軽に、楽しくレイアウトができる！　とすぐに取り入れさせてもらいました。




部屋の寸法に、窓（水色ライン）やドア（黒ライン）の位置を書き込んだベース図面＝写真奥＝と
家具などのパーツを用意。
実際の20分の1縮尺で使っています。




ベース図面に家具パーツを並べながら、「今度はどんな風に変えよっかな～」と考えるだけでワクワク♪
思い通りに家具がピタッ！　とハマった快感は病み付きです。
あ～、すぐにでも模様替えがしたくなってきた～！！

最後に、注意点を１つ。
キレイに家具が収まって部屋の雰囲気も変わり、大満足でのんびり過ごしていると、
「また置き場所が変わっている。どこに片付ければいいわけ？」と、家族から苦情の声。
模様替えと言えば聞こえはいいですが、家具の配置がコロコロ変わるのは確かに考えものかも。
反省m(_ _)m
共有部分に手を加えたときは、くれぐれも家族への説明をお忘れなく。