2022年10月03日
ビザールプランツの世界へようこそ
はじめまして。
正広コーポレーション『週刊かふう』編集室の鈴木と申します。
ブログ初投稿となります。どうぞよろしくお願いいたします。
インテリアに携わる皆さんは、植物にも接する機会が多いかと思います。
サボテンをも枯らしてきた私は、植物を育てることには無縁だと思っていましたが、
小紙で植物に関する連載を担当してからは、だんだんと家に緑が増えていき……
失敗もありながら、なんとか大小いくつかの植物たちと暮らしています。
その植物系連載の中の一つ、『ワイルドプランツ図鑑』では、
のうれんプラザ1階のプランツショップ『W-Plants』の照屋伸幸さんに執筆をお願いしています。
全身から植物愛があふれんばかりの照屋さん、お話を聞いているうちに植物の面白さに引き込まれ、
私も「今度こそは、緑に囲まれた素敵な暮らしをしたい」という気にさせられてしまったわけです。
同連載では、最近注目を集める「ビザールプランツ」、いわゆる珍奇植物を中心に紹介しています。
9月時点で17種類を取り上げてきましたが、ここでは、
その中でも特に私が衝撃を受けた“ワイルドプランツ”を5つピックアップしたいと思います。
オペルクリカリア・パキプス

稲妻のような枝ぶりにゴツゴツの幹肌がなんともカッコいい。
“コーデックスの王様”の称号を与えられた人気の品種です。
マダガスカルに自生しますが、乱獲が増えたうえに発根率が低いために希少価値があり、
価格的にも“王様”だそう。現在はワシントン条約の対象種に指定されています。
日本で流通している個体は、樹齢30年~100年といわれており、もはや盆栽の域です。
ハオルチア・オブツーサ

“砂漠の宝石”と呼ばれるハオルチア。
南アフリカなどの原産地では、岩陰や木陰で半分土に埋まった状態で生育するため、
直射日光が苦手なのだとか。光を吸収する葉の透明な「窓」と呼ばれる部分がキラキラと輝き、
光をため込んでいるような美しさです。
ディオスコレア・エレファンティパス(亀甲竜)

「これ、植物ですか?」と思わずつぶやいてしまったプランツ。
その名の通り、亀の甲羅のような株が特徴。
若いうちはツルツルとした球体ですが、育成年数が経てば経つほどコルク質となってひび割れ、
割れた部分が隆起して写真のような形になります。
株のゴツさに対して、秋から春にかけて伸びるツルの先にはかわいらしいハート型の葉が開く、
そのギャップが魅力でもあります。
カラジューム・ピンクシンフォニー

トロピカルやエキゾチックな彩りを添えたいときに、
インテリアコーディネートに使われることも多いのではないでしょうか。
鮮やかなピンク色の葉に入った白や緑の葉脈はもはやアートです。
自然が作り出す色彩は本当にスゴイですね。
ユーフォルビア・オベサ

なんともかわいいまん丸の形や、ボールのステッチを連想させる隆起模様から、
海外では、“ベースボールプランツ”や“バスケットボールプランツ”などと呼ばれるそうです。
現在、とても人気のあるプランツで、コレクターが増え、価格が高騰しているとか。
頭に花を展開させた姿もキュート。
いかがでしたか? それぞれ愛でたくなるインパクトのある姿は、
インテリアのちょっとしたスパイスにもなってくれそうです。
照屋さんいわく、植物は原産国の環境に近い状態で育てることが一番だとか。
ビザールプランツの自生地は、南アフリカや中南米が多いので、
湿度が高く西日の強い沖縄で育てる際には、状態や季節によって水やりを調整しながら、
西日の直射日光を当てないことが原則だそうです。
かふう紙上では、これからも照屋さん激オシのプランツを紹介していきますので、
ご覧いただけるとうれしいです。
ビザールプランツはもちろん、それ以外の植物も豊富にそろう
『W-Plants』にもぜひ足を運んでみてください。
W-Plants
https://www.wakabaseed.com/wplants.php
正広コーポレーション『週刊かふう』編集室の鈴木と申します。
ブログ初投稿となります。どうぞよろしくお願いいたします。
インテリアに携わる皆さんは、植物にも接する機会が多いかと思います。
サボテンをも枯らしてきた私は、植物を育てることには無縁だと思っていましたが、
小紙で植物に関する連載を担当してからは、だんだんと家に緑が増えていき……
失敗もありながら、なんとか大小いくつかの植物たちと暮らしています。
その植物系連載の中の一つ、『ワイルドプランツ図鑑』では、
のうれんプラザ1階のプランツショップ『W-Plants』の照屋伸幸さんに執筆をお願いしています。
全身から植物愛があふれんばかりの照屋さん、お話を聞いているうちに植物の面白さに引き込まれ、
私も「今度こそは、緑に囲まれた素敵な暮らしをしたい」という気にさせられてしまったわけです。
同連載では、最近注目を集める「ビザールプランツ」、いわゆる珍奇植物を中心に紹介しています。
9月時点で17種類を取り上げてきましたが、ここでは、
その中でも特に私が衝撃を受けた“ワイルドプランツ”を5つピックアップしたいと思います。
オペルクリカリア・パキプス

稲妻のような枝ぶりにゴツゴツの幹肌がなんともカッコいい。
“コーデックスの王様”の称号を与えられた人気の品種です。
マダガスカルに自生しますが、乱獲が増えたうえに発根率が低いために希少価値があり、
価格的にも“王様”だそう。現在はワシントン条約の対象種に指定されています。
日本で流通している個体は、樹齢30年~100年といわれており、もはや盆栽の域です。
ハオルチア・オブツーサ

“砂漠の宝石”と呼ばれるハオルチア。
南アフリカなどの原産地では、岩陰や木陰で半分土に埋まった状態で生育するため、
直射日光が苦手なのだとか。光を吸収する葉の透明な「窓」と呼ばれる部分がキラキラと輝き、
光をため込んでいるような美しさです。
ディオスコレア・エレファンティパス(亀甲竜)

「これ、植物ですか?」と思わずつぶやいてしまったプランツ。
その名の通り、亀の甲羅のような株が特徴。
若いうちはツルツルとした球体ですが、育成年数が経てば経つほどコルク質となってひび割れ、
割れた部分が隆起して写真のような形になります。
株のゴツさに対して、秋から春にかけて伸びるツルの先にはかわいらしいハート型の葉が開く、
そのギャップが魅力でもあります。
カラジューム・ピンクシンフォニー

トロピカルやエキゾチックな彩りを添えたいときに、
インテリアコーディネートに使われることも多いのではないでしょうか。
鮮やかなピンク色の葉に入った白や緑の葉脈はもはやアートです。
自然が作り出す色彩は本当にスゴイですね。
ユーフォルビア・オベサ

なんともかわいいまん丸の形や、ボールのステッチを連想させる隆起模様から、
海外では、“ベースボールプランツ”や“バスケットボールプランツ”などと呼ばれるそうです。
現在、とても人気のあるプランツで、コレクターが増え、価格が高騰しているとか。
頭に花を展開させた姿もキュート。
いかがでしたか? それぞれ愛でたくなるインパクトのある姿は、
インテリアのちょっとしたスパイスにもなってくれそうです。
照屋さんいわく、植物は原産国の環境に近い状態で育てることが一番だとか。
ビザールプランツの自生地は、南アフリカや中南米が多いので、
湿度が高く西日の強い沖縄で育てる際には、状態や季節によって水やりを調整しながら、
西日の直射日光を当てないことが原則だそうです。
かふう紙上では、これからも照屋さん激オシのプランツを紹介していきますので、
ご覧いただけるとうれしいです。
ビザールプランツはもちろん、それ以外の植物も豊富にそろう
『W-Plants』にもぜひ足を運んでみてください。
W-Plants
https://www.wakabaseed.com/wplants.php
Posted by 管理人@IC沖縄 at 10:00│Comments(1)
この記事へのコメント
見たことがない植物にびっくりです!個性的で、みているだけで楽しく引き込まれそうです。知らない世界を教えてくださりありがとうございます。
Posted by 管理人@IC沖縄
at 2022年10月15日 19:04
