2022年08月22日
沖縄の伝統行事 首里赤田のみるく(弥勒)ウンケー
おはようございます。広報部の池原です。
お盆休みはいかがお過ごしでしたでしょうか。
先日開催された地域の行事についてレポートいたします。
赤田のみるくウンケーとは、
『赤田のみるく(弥勒)様』をお迎えするお祭りです。
昔は首里殿内からみるく様をお迎えし、町内をスネーイ(練り歩き)した後、
ウトィムチ(おもてなし)では、奉納芸能で無病息災と五穀豊穣を祈願します。
現在は跡地の赤田クラブからみるく様をお迎えし納涼祭として盆踊りなど毎年町内で行われている
地元の方々にも愛されるお祭りです。

首里 赤田のみるく(弥勒)信仰の歴史は約300年前さかのぼり、
僧侶が中国福州から琉球に持ち帰り、首里城に弥勒様の掛け軸を奉納しました。
赤田の人々はありがたい掛け軸をいただいた事に感謝し、
毎年旧暦の7月16日にお祭りを行いました。
その後、首里に天然痘やはしかが流行した年、赤田には思い患者が出なかったことから、
みるく様に感謝し、掛け軸に描かれた姿の立体の張り子を仕立て、
みるく行列を行うようになったと伝わっています。
琉球王国時代、大正時代まで続いたというこのお祭りは、
昭和5年に一度中止となり途絶えていましたが、平成6年に復興されました。

大きなうちわを頭の上でかざしてもらい、みるく様に厄を払ってもらいます。

(あまりのシュールな見た目に)中には泣き出す子もいます。
沖縄では小さい頃に習う童謡として『赤田首里殿内(あかたすんどぅんち)』が有名で、
ゆいレールが首里駅に到着の際、流れるオルゴールは、『赤田首里殿内(あかたすんどぅんち)』が流れています。
実はこの曲こそ、赤田のみるくウンケーにはなくてはならない曲で、
みるく様の後に歩く「路次楽(るじがく)」が演奏している曲なのです。
お盆休みはいかがお過ごしでしたでしょうか。
先日開催された地域の行事についてレポートいたします。
赤田のみるくウンケーとは、
『赤田のみるく(弥勒)様』をお迎えするお祭りです。
昔は首里殿内からみるく様をお迎えし、町内をスネーイ(練り歩き)した後、
ウトィムチ(おもてなし)では、奉納芸能で無病息災と五穀豊穣を祈願します。
現在は跡地の赤田クラブからみるく様をお迎えし納涼祭として盆踊りなど毎年町内で行われている
地元の方々にも愛されるお祭りです。

首里 赤田のみるく(弥勒)信仰の歴史は約300年前さかのぼり、
僧侶が中国福州から琉球に持ち帰り、首里城に弥勒様の掛け軸を奉納しました。
赤田の人々はありがたい掛け軸をいただいた事に感謝し、
毎年旧暦の7月16日にお祭りを行いました。
その後、首里に天然痘やはしかが流行した年、赤田には思い患者が出なかったことから、
みるく様に感謝し、掛け軸に描かれた姿の立体の張り子を仕立て、
みるく行列を行うようになったと伝わっています。
琉球王国時代、大正時代まで続いたというこのお祭りは、
昭和5年に一度中止となり途絶えていましたが、平成6年に復興されました。

大きなうちわを頭の上でかざしてもらい、みるく様に厄を払ってもらいます。

(あまりのシュールな見た目に)中には泣き出す子もいます。
沖縄では小さい頃に習う童謡として『赤田首里殿内(あかたすんどぅんち)』が有名で、
ゆいレールが首里駅に到着の際、流れるオルゴールは、『赤田首里殿内(あかたすんどぅんち)』が流れています。
実はこの曲こそ、赤田のみるくウンケーにはなくてはならない曲で、
みるく様の後に歩く「路次楽(るじがく)」が演奏している曲なのです。
Posted by 管理人@IC沖縄 at 10:00│Comments(2)
│まちかど情報
この記事へのコメント
地域に根ざした素晴らしいお祭りですね
リポートも凄く詳しくて分かりやすかったですよ
リポートも凄く詳しくて分かりやすかったですよ
Posted by 宮田達也 at 2022年08月22日 12:47
コメントありがとうございます。励みになります。広報部 池原
Posted by 管理人@IC沖縄
at 2022年08月27日 08:26
