沖縄県インテリアコーディネーター協会

まだまだ暑い日が続いていますね
皆様、体調はいかがでしょうか
事務局の野里です。

今回は、病院・福祉施設に関するインテリアについての本を紹介したいと思います。

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最初は、「患者に優しい病院をめざして」　（佐藤優著 九州大学出版会）です。



病院で働く人、患者さんのすべての人が心地よい病院とは
「機能性」と「感性」を併せ持つ病院とは

この本は、九州大学病院の工事に携わった佐藤優氏（九州大学大学院芸術工学研究院教授）が、どのようなコンセプトで完成させたかをまとめています。

建物だけでなく、照明、色彩、家具、サイン、植栽など、
ちょっとした配慮やデザインを工夫すれば、心地よい空間が病院でもつくることができる。

本屋でこの本を手にしたとき、「知りたかったことのすべてが書いてある～」と感動しました
参考例として引用されているノルウェー・オスロの病院や、宮城県立こども病院もすてきですよ。

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次に、　「医療福祉施設のインテリアデザイン」　（二井るり子・梅澤ひとみ著　彰国社）です。



こちらは、先にご紹介した本よりも、より専門的になります。

長期療養が必要な高齢者、障がい者、児童が心地よい療養環境とは
施設で働く人の疲労を軽減するインテリアとは

国内・海外の施設を参考にしながら、細かく解いています。

驚いたのは、北欧の、施設に対するインテリアの意識の高さでした。
衛生面・機能面と、インテリアコーディネートとが、時にせめぎ合いながら、結果的にインテリアデザインを極めていく北欧。
日本も少しずつですが、病院環境に対する意識が変わりつつあると思います。

インテリアや色彩、照明について、知識があるほうが読みやすいですが、とても参考になる一冊です

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以上、病院・福祉施設に関するインテリアについての本のご紹介でした
皆様もおすすめの本がありましたら、ぜひ、ご連絡ください