2024年04月29日

第四回スキルアップの会 おうちの心理学

早速ですが、問題です!
赤い部屋と青い部屋、
体感時間が長く感じるのはどちらでしょう?


第四回スキルアップの会 おうちの心理学






正解は…赤い部屋でした!



空間デザイン心理士®で一級建築士、
インテリアコーディネーターのまえうみさきこさんによると、
「赤い色の方が刺激が強いので、体感時間が長く感じられます。
ファストフード店や中華料理店は回転率を上げるために
赤や派手な色、派手な模様を使っているところもあります」とのこと。


4月20日(土)午後2時~、浦添市のパナソニック ショウルーム沖縄で行われた
「第四回スキルアップの会 おうちの心理学」のヒトコマです。
約20人の参加者が、まえうみさんの説明に聞き入りました。



第四回スキルアップの会 おうちの心理学






第四回スキルアップの会 おうちの心理学






また、「スーパーで流れるBGMで、
アップテンポの曲とスローテンポの曲、
どっちが売上アップにつながるでしょうか?」。
会場内のほぼ全員がアップテンポに挙手。

ただ一人、スローテンポに挙手したのは池田真由美さんです。



正解は、スローテンポの曲!! 
さすが!!
池田さんの一人勝ちでした! 
スローテンポの方がゆっくりと店内を見て歩く人が多くなり、
あれこれ商品を購入してもらいやすいのだそうです。

まえうみさんが、こうした「空間と心理」の関係に興味を持ったのは、
横山彰人著「子供をゆがませる『間取り』」という本を読んでから。
日本の凶悪犯罪者が幼少期に住んでいた家を分析していて、共通するのは
「家族が顔を合わさない間取り」や「団らんの場がない」こと。

「例え家族でも、顔を合わせないと互いへの興味・関心が薄くなっていく。
夫婦関係・家族関係を良くしたいなら、互いに顔を合わせ、
コミュニケーションしやすい空間を造ることが大切」
とまえうみさんは説明します。

それは新築やリノベでなくても、
「家具の配置などを変えることで造ることができます」とまえうみさん。
「ソファやダイニングテーブルの配置を変えて
キッチンにいる人と目を合わせて話せるようにするなど、
工夫次第です」とアドバイス。

とても有意義なセミナーでした。
まえうみさん、ありがとうございました。
第四回スキルアップの会 おうちの心理学




広報チーム 東江

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Posted by 管理人@IC沖縄 at 23:03│Comments(0)
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